蜻蛉日記
 
初めての、取材
女のための物語を書き続けて早半年。やっと自分自身の物語がつかまえられるようになり、自己投影した登場人物が自由に語り、行動し始めた。
いよいよ、自分以外の女たちの番。それには突っ込んだ、赤裸々な取材が必要。心意気だけでも山崎朋子になれるかが試されるときだ。個性の違いはあっても、総体としての女の思いに共通項が必ずあるはず。そこを丁寧に探りたい。



ワリスとスアド
 最近、女性差別問題で衝撃を受けた本2冊。「砂漠の女ディリー」と、「生きながら火に焼かれて」。
 ソマリア出身の女ワリスディリーは、今やマリークワントのスーパーモデルだが、14歳のとき羊と引き換えに老人と結婚させられそうになり、死を覚悟で砂漠から逃走する。そして、明らかになる、「割礼」という儀式。・・・・あまりにむごい男尊女卑に言葉を失った。
 シスヨルダン出身のスアドは、男女交際を禁じた村で育ち、恋に落ちたため、生きながら義理の兄に焼かれ、死にかける。これを、「名誉の殺人」と言う。
 どちらも、女を物のように扱う風習が、いまだに残っていて、殺されたり虐待されたりし続けていることへの警告。知ることが、知性が、人間の歴史を変革する第一歩。
ジム三昧!
 6月から、スポーツジムに入会した。何よりも歩いて30歩のところにジムがあるのと、スタジオメニューに惹かれて。
 これまでに体験した、ボディーストレッチはものすごく体が伸びて気持ちいいし、バレエヨガは、バレエの基礎を思い出せてなおかつ体が伸びて気持ちいい。
 初級エアロは、後半足がもつれてついていくのがやっとだったし、カポティラエクササイズは、格闘技ぷらすエアロでかっこいい!!けど、私がやると様にならない・・でも楽しい!
 たった30分でメチャメチャ汗をかくサーキットも大満足。
 明日で5回目。マシーンの使い方も徐々に分かってきた。
自分の体を意識するのってすごい大事。なったって死ぬまで女優をやってこうと思ってるんだから、今のところ。
 とりあえず、今はジムに夢中である。
別離
一度、身を引きちぎられるような思いをして、
愛する人と別れた方がいいんだよ。

そのあとたとえ何日か、何年か、
廃人同様になっても。

別れずにのた打ち回って苦しむのと、
それは別次元
きっと何かが変わる

彼の人生と私の人生は重ならない
別人格
別の人生
もう離れなきゃ、子離れしなきゃ
究極、その寂しさをまともに受けてじっと立つ

確実に人生が変わる
私の男
 辛口の批評が多かった。じゃなぜ直木賞?と考えたときに、改めて、共感できる部分を認識した。からめ取られたような、非生産的な恋から抜け出す、血の人形。
 近親相姦であり、ともに殺人を犯し、互いを傷つけあうだけで、生きることに虚無になっていくような、廃人になっていくような関係。女は、何とか断ち切りたいと思う。男もそれしかないのだと心では分かっている。
 そして本当にそうなる。男は、永遠に女の前から姿を消す。
その後の女は、幸せに生きていけるのだろうか。それともやはり廃人になるのかな。

 過去と他人は変えられない。変えられるのは未来と自分だけ。
だが、その自分も、保守的で、なかなか変えられないもの。
ぬけがらになってでも、現状を打破するべきなのに。
そうすれば、出口のないトンネルが終わるのに。