蜻蛉日記
 
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あつかましくて強引だな、でも大海におどりでよ。
 これは昨夜ある人に言われた言葉。他にも各方面から、厚顔無恥とか、化け物とか、暑苦しいとかうっとうしいとか。うーむ、それが私のパーソナりティーなんだな。
 でもね、ものすごい鈍感力があるのです、わたし。だから、何言われても、全然平気。むしろ、それほめてるんでしょ?って勝手に受け止める。
 ずうずうしくなけりゃ、野望なんて実現できないでしょ?怨念、執念、情念・・なりふり構わず、思う存分伸び伸びと。性に合ってるんだよな、またこれが。
 そうして出会うたくさんの人から、貪欲にいろんなものを盗み取ろうと思う。
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東電OL殺人事件
 数年前の事件で、ある作家が殺された女性を追ってルポを書いている。なかなか興味深い。昼間は東電のエリート社員、境遇も文句なしの独身女性。なのに、会社を一歩外に出たとたん、「立ちんぼ」と呼ばれる娼婦に変貌し、円山町を徘徊する。その行動が具体的に浮かび上がるほどに、病んでいるとしか思えない商売の仕方だ。その果て、彼女は何者かに殺される。
 彼女が、お金に困っていたのではないのに、憑かれたように自分を貶めていったのはなぜだろう。エリートゆえの息苦しさ、出世から外れていったときの欠落感、絶望・・・同期の男の社員はどんどん脚光を浴びていく・・そうした中、本来、愛を伴う行為であるはずの性が、切り売りされ、彼女の心をずたずたに切り裂く自傷行為と化す。
 自己肯定感があり、心から愛し愛される恋人を持つ人は、性を売ることはない。愛と切り離された性に走ることもない。
 私の親しい友人は、数年前、最愛の恋人に裏切られてバランスを崩したときに、発狂したようになって、一晩で、ナンパしてきた行きずりの男二人と寝た。純粋で、世間知らずだった彼女の自殺行為・・そんな風に、私には思え、彼女が哀れだった。
 孤独が、極度の人間不信が、激しい自己否定が、様々な心のゆがみ、ねじれが、人をそういった狂気にかきたてると私は思う。文学の世界でもそれは延々と表現されてきた。吉行淳之介の驟雨とか、瀬戸内晴美の女たち、とか。
 傷口から血しぶきを上げながらでなければ、覚悟を決めて性を語ることはできないと私は思う。
キム拓
 華麗なる一族の最終回を見た。毎週楽しみに観てきていたのだが。あのルックス、表情、人を引き付ける魅力はなんなのだろう。芝居がすごくうまいってわけじゃないんだけど。
 宏太は、前に「化け物」って言ってたな。どうしても彼に目が行ってしまう。夢中になってしまう。最終回なんて、彼の自殺を思いっきり引き伸ばした薄ーーい内容なのにねえ。
 それにしてもポジショニングマップ。どういうことをやりたいか、駒はどれか、を常に模索することが必要かも。
「いまラニョミリ」に関して制作として思うこと
 ちょっと対抗してみた(笑)。いえいえ、いい意味で。
 どういう芝居をやりたいか、客に発信したいか、は制作の仕事の原点だ。この2ヶ月に観た芝居で思うこと。プロとかアマとか、ステイタスとか関係なしに。やはり、芯のある芝居を、じっくり丁寧に描くのが好きなんだよなあ、私は。どんなに踊りがうまくても、動きが機敏でも、軽い部分を潜り抜けていく芝居には共感できない。これ好みなんだと思うけれど。
 みやこ蝶々物語、やはり泣けた。期待が高かっただけに、久本にはもっと芝居してもらいたかったけれど・・・.あれ、柴田だったらどうだったかなあ。あるいは、一番いいのは寺島しのぶ。
 日常のさりげない所作を、心の機微を、自在に描ける女優になりたい。1本調子に押し込むだけではなく、変化させる技術を身につけたい。あれ?制作じゃなくて、女優の課題の話になっちゃった。
 明日も、バレエとタップの6時間レッスン。
愛と性と美意識。
 菊地くんの深みのあるブログの内容に触発されて、久しぶりの日記。性が追いやられるのは、私は二つの理由があると思う。
 一つは、愛を伴わない性は、陰惨で、物悲しく、死にたくなるようなマイナス感情を掻き立てるから。これ、男女の性差はあるかもしれないけれど、愛情の伴わないセックスは、自分をかなり傷つけ、おとしめると思う。だからそういうものが大手を振ると、いやーな気分になる。
 そしてもう一つは、禁止が伴ってこそ、逆に美しく芸術化されるから。「花は盛りに 月はくまなきをのみ見るものかは」とは兼好法師の弁。タブーだからこそ、ベールに包まれているからこそ、怪しく美しく、想像をかきたてられる世界なのだ。あまりにもあけっぴろげでは、文学も、絵も、音楽も、生まれようがない。身もふたもない。見ないでね、といわれるとすごく見たくなる、それが人間の、さが。そうやって、性を多様化させて文化として高めてきたのだろうなあ、人間は。
 個人的には、あまり見たことなくて言うのもなんだが、即物的なAVなんかより、谷崎の刺青のほうがずっとエロティックで、ぞくっとするよな。
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