レミゼラブル、ベガーズオペラの演出を手がけたジョンケアードによる、それ。内山先生お稽古もご一緒した、宮菜穂子さんが「ハーミア」に抜擢されていたので、昨日、新国立劇場に観にいった。
一言で言って、「すばらしかった」。村井、麻実といった重鎮はいうまでもなく、ハーミア、ヘレナの二人のお姫様の存在感のあること!
最後のハーミアの、側転3回転にはうなってしまった。ああいう、究極のじゃじゃ馬が、シェイクスピアの解釈上も正しいのでしょう、と納得してしまったほど。上品なお姫様ハーミアが、ドラマの展開の中で、理性を失うほど怒り、嫉妬に狂い、惨めさに打ちひしがれる様が、ダイナミックな落差で描かれていた。
そして、最後の、舞台裏を表現する演出!芝居の本質を描いていた。本物から学び取るものは大きかった。
一言で言って、「すばらしかった」。村井、麻実といった重鎮はいうまでもなく、ハーミア、ヘレナの二人のお姫様の存在感のあること!
最後のハーミアの、側転3回転にはうなってしまった。ああいう、究極のじゃじゃ馬が、シェイクスピアの解釈上も正しいのでしょう、と納得してしまったほど。上品なお姫様ハーミアが、ドラマの展開の中で、理性を失うほど怒り、嫉妬に狂い、惨めさに打ちひしがれる様が、ダイナミックな落差で描かれていた。
そして、最後の、舞台裏を表現する演出!芝居の本質を描いていた。本物から学び取るものは大きかった。
つぶらやプロの作品を、さる人のお勧めでまとめて観た。子供向けとは思えない、その世界観・・・ものすごく考えさせられた。
子ども時代、手塚治虫や水木しげるに魅せられ、言葉にできない芯をつきつけられながら育った。でも正直、弟が夢中になって魅入っていた「ウルトラ」に、そういうものを感じた記憶がなかった。「戦い」という印象が強かったからだろうか。
今回衝撃的だったのは、子供向け作品に込める、作り手の大人の人生かけた譲れない思いの迫力、とでもいうものだろうか。
やはり・・・・ウルトラマンは、おじさんそのものなのだ。
子ども時代、手塚治虫や水木しげるに魅せられ、言葉にできない芯をつきつけられながら育った。でも正直、弟が夢中になって魅入っていた「ウルトラ」に、そういうものを感じた記憶がなかった。「戦い」という印象が強かったからだろうか。
今回衝撃的だったのは、子供向け作品に込める、作り手の大人の人生かけた譲れない思いの迫力、とでもいうものだろうか。
やはり・・・・ウルトラマンは、おじさんそのものなのだ。
肉体を失って
あなたは一層 あなたになった
純粋の原酒(モルト)になって
一層私を酔わしめる
恋に肉体は不要なのかもしれない
けれど今 恋いわたるこのなつかしさは
肉体を通してしか
ついに得られなかったもの
どれほど多くの人が
潜っていったことでしょう
かかる矛盾の門を
惑乱し 涙し
これは、2006年に79歳でなくなった詩人、私の大好きな茨木のり子さんのもの。彼女は49歳のときに、夫を亡くしている。
しかも、この詩は、死ぬまで公表を許さなかったそうな。
菊地君が、究極の恋は、報われない片思い、といっていたけれど、それに近いものを感じた。孤独の中を、すっくと立つりりしさ、そこには、神々しい気品と、人間の深みを感じる。
「銀河の雫」の鏡子も、「欲望」の類子も、江国の「ねぎを刻む女」も、厳しく、痛々しく、一人で立って、・・やはり美しい。
あなたは一層 あなたになった
純粋の原酒(モルト)になって
一層私を酔わしめる
恋に肉体は不要なのかもしれない
けれど今 恋いわたるこのなつかしさは
肉体を通してしか
ついに得られなかったもの
どれほど多くの人が
潜っていったことでしょう
かかる矛盾の門を
惑乱し 涙し
これは、2006年に79歳でなくなった詩人、私の大好きな茨木のり子さんのもの。彼女は49歳のときに、夫を亡くしている。
しかも、この詩は、死ぬまで公表を許さなかったそうな。
菊地君が、究極の恋は、報われない片思い、といっていたけれど、それに近いものを感じた。孤独の中を、すっくと立つりりしさ、そこには、神々しい気品と、人間の深みを感じる。
「銀河の雫」の鏡子も、「欲望」の類子も、江国の「ねぎを刻む女」も、厳しく、痛々しく、一人で立って、・・やはり美しい。
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