蜻蛉日記
 
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野村萬斎の藪原検校を観た
ラニョブログは、村田・タクジでにぎやかなので、こちらにひっそりと。

でも、かなりうなった芝居がこれ。
こまつ座の、「藪原検校」。

こまつ座はどれもはずれはないけれど、その中でもこれは・・・・・傑作と言われるだけある。
まずは本がすごい。
台詞量の多さは半端ないけれど、井上ひさしの面白さ、エンタメ、それにプラスする毒が鮮やか。
検校という盲人が主人公なのだけれど、知らず知らずに差別している晴眼者(=健常者)たち、その中で差別をばねに這い上がる人間、そして同じ盲人同士なのに大きな裏切り、というような、何度も反転する凄み。

圧巻。

加えて演出と、役者たちの見事なこと。

ギターを津軽三味線風に弾くって、しかも曲は井上ひさしのお兄さんだって。
それが、この盲人の物語に合う合う。

そして。
野村萬斎って何者!?と思ってしまった。
あの、超人的な身体能力、表現の幅は何だ。

早物語といい、自在に変化する歩き方、身のこなし、もう全く目が離せない。

そして見栄を切った時の凄味。
いやあ勉強になりました。
8400円の価値あり。

して、会場はパブリックシアター。
野村萬斎が芸術監督だものね。

なので、2月は3週続けて三軒茶屋。

この日は、狭い路地を入り、こじゃれたおでんやで一杯。
もちろん着物で。

いいよなあ、この町。

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